…私が初めてトルコを訪れたのは約10年前の寒い時期。
元々大学で中東方面を研究していた私。
(とは言え、ごく普通の大学生だったので、大したことはしていない(爆))
本当は
シリア・イラン・レバノン行きを熱望していた。
が。
…現実はキビシく、この方面のツアーはその当時でも非常に値が張った。
貧乏学生だった私は、やむ無く比較的
安く行けるトルコツアーを選択。
確か10日間くらいでトルコ各地を回るツアーで、何しろバスでの移動時間が長く、
ちと退屈な時間に、現地ガイドさんが車内でずっとトルコ音楽をかけてくれていた。
(Mustafa Sandal(ムスタファ・サンダル)という歌手の曲。)
その曲も覚えるくらい気に入ったけれど。
もっと決定的だったのは、
ホテルの部屋で見たトルコ音楽のビデオクリップ。
(トルコにもMTVみたいにずっとビデオクリップを流しているテレビ局がある。)
その当時のトルコでは、古い曲をロック(!)やポップに編曲して歌うのが流行していたようで、
その中のひとつにすっかり夢中に…。
それは、「AYNA(アイナ)」というグループの「CEYLAN(ジェイラン)」という曲。
AYNA - Ceylan
( ↑ リンクをクリックすると、別窓でYouTube上のクリップが見れます。)
歌もイイけれど、彼らが演奏する前で繰り広げられる民族舞踊が素晴らしくて、
無条件で気に入ってしまうことに。
最初は
コサックダンス? \(◎o◎)/!と思ってたけれど。
インターネットが進化し、いろいろ調べた結果、チェルケズと呼ばれる人々の「レズギンカ」という曲
を編曲したもので、ダンスもその関係だということは、2〜3年前に知った。
このツアーでAYNAとMustafa SandalのCDをそれぞれ買って帰ったのが運の尽き。
この2枚から始まった
「我が家コレクション」は10年でかなりの枚数に…(怖)。